2008年9月24日水曜日

ビクトリノックス・ワークチャンプ

前回より。ナイフの買い替えにあたってビクトリノックスを選択したわけでございますが、実際かなり悩みました。基本的に家の中で工具箱をいちいち引っ張りださないで簡単に用事をすます事に特化したマルチツールを機能単位で選ぶ事、3日

最初はスイスチャンプを買おうと思っていたのですが・・・

「コレは企業の技術力を示す為のコレクターアイテム。」

「少しは人間工学に基づいて作れ!」

「そもそも人間用に開発されたのか?これ?」

「ナイフがなかったら使いやすい。」


などなど、世にもあんまりな評価があったので実際にナイフ屋で現物を見てきました。


うん、アレは使いずらい。ハンドルが4cmぐらいあってちゃんと握れないので、

ナイフの取り扱いが極めて困難という本末転倒。
慣れないとなかなか使いこなすのは難しいと思われます。

そこで条件として、ハンドルを頭から見て正方形状に収まる厚さの範囲内で必要機能を絞りました。
そこで、選んだのがワークチャンプ


21機能搭載の多目的ビクトリノックスの通常流通商品では最大のサイズを誇る111mmサイズの傑作。ごめん、実は正方形はややオーバー。
ピンセット(と、いうか刺抜き)と、ようじは本体に収納可能



堅牢な10cm級の大型ブレードの安全な搭載を可能にしたロック機構。ほんの微妙にぐらつきがありますが全く問題にならない程度です。横のぐらつきは全くありません。さすが本場スイス製。

切れ味は申し分なし。脛毛程度ならそれます。


プライヤー。期待はしていませんがパソコンのパーツ交換や自転車の修理程度には活躍してくれそうです。一応、端子潰しや、ワイヤーカッターがついていますがあくまで応急的な処置目的なのでかなり貧弱な性能だと思われる。


ドライバー。自転車のドリンクフォルダーが外れたので早速つかいました。
感激。まえのT字とちがって圧倒的に使い勝手がよいです。




ヤスリ。買ってから我が家にはヤスリが一本も無かった事に気づく。
一応、金属ノコギリにもなります。




ノコギリ。使わないのだが、いざとなったらブレードの寿命を長持ちさせるための使い分けにはなります。このいざって時が何時なのかは不明。




ハサミ。感動の切れ味。紙が切れる。鼻毛も切れる。



ドライバー小。パソコンのパーツ交換にというわけで。




栓抜き。マイナスドライバー。ワイヤストリッパ。


でも、この厚さでは、これ単体でワイヤの被服を外すの無理だと思う。




押し切り式缶切。マイナスドライバー小。オレンジの皮むきにも使えるとこ。



キリかつ応急用の革・ナイロン用縫い針。かなり鋭いので氷を割るときは注意




コルク抜きとめがねドライバー。



分けるとこうなります。めがねは丁度緩んでいたので閉めましたが、使いにくい・・・


サイズは前のものの1.5はあります。


厚さはあんまり変わってません。スイスの技術は世界一ィィィィイイイ!


がっつり握れるので缶切りは使いやすかったです。
ナイフは鉛筆を削るにはやや大きい印象がありましたが慣れれば問題なく、
硬いプラケースを一撃れ突き破ったり、粘着質なテープだらけの包装を物ともせずに切り裂いたりと、
使い込めばたぶん問題なし。

総評としては、スイスチャンプよりも洗練されかつ、無骨さを増した男のミニ工具。
此処まで大きいとミニナイフがほしいところ。仕方がないのでスパイダルコのてんとう虫を購入予定。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

× 自転車のドリンクフォルダー
○ 自転車のドリンクホルダー