2009年8月31日月曜日

2009年8月30日日曜日

権力崇拝志向者相手に「売国奴」は褒め言葉にもならない。

正論を語る人間を後ろ盾に「チョンチョン!シナシナ!」と吼えるだけで日本を守っていたつもりだったというのか?
自民党が負けた事に、お前たちは関係が無いというのか?

「マスゴミのせいだ。」「左翼のせいだ。」

否、諸君らが無力であったからだ。

「俺は違う!」だと?

ネット右翼と、それを擁している輩を黙認していたのは貴様らではないのか?
奴らのように、卑劣な輩をも受け入れていたのは貴様らの弱さの現われなのだ。

諸君らは敗北者に他ならない。堕落した人間どもめ。目障りである。
貴様らが人間であると言うのならば吼えるな。この敗北の意味を考えろ。

2009年8月13日木曜日

ワイルドドッグ


登場作品『タイムクライシス』シリーズ


知力・・・・・・4(機転・2 計画・2)「馬鹿ではないが発揮された場面はない」
学力・・・・・・6(文系・2 理系・4)「彼の組織自体は強力な科学力を有している模様」
技能・・・・・・6(アナログ・3 デジタル・3)「メカニカルな義手の使用能力を考慮」
武力・・・・・・8(武器・4 格闘・4)「第一作ではラスボスだったが、以降は前座に。」
生命力・・・・・10(肉体・5 精神・5)「ゴキブリが全滅する爆発でもワイルドドッグは生き残る」
政治力・・・・・8(指導・4 交渉・4)「後継者ワイルドファングを擁し、国際的なテロ事件に干渉」
権力・・・・・・7(地位・3 影響力・4)「かつては世界最大規模の犯罪シンジケートの頭領であった」
性質・・・・・・7(勇敢・4 冷酷・3)「卑怯な戦い方をするが、老いてもなお第一線で戦う」
カリスマ・・・・6(美貌・3 オーラ・3)「彼に関わった組織は潰れるというジンクスにも関わらず雇われる」
ポリシー・・・・10(信念・5 野望・5)「数値の高さは、しつこさの現れ。」
運・・・・・・・6(好機・1 窮地・5)「悪運の強さは天下一品」

総合能力値78(A)

VSSEブラックリストナンバー1(?)ワイルド・ドッグ=野良犬のコードネームを持つ本名・年齢・国籍不詳の伝説的殺し屋。傭兵結社を隠れ蓑とした国際的犯罪組織の超武闘派の頭領でもあり、傭兵の長として、各国の権力者とコネクションを築いていると考えられる。中国系マフィア出身と噂されておりアジア系と西洋系のハーフ的な顔立ちをしている。Yシャツにサスペンダー、オールバックに丸サングラスを愛用し、愛銃はモーゼル。
シリーズ全作に登場しており、いずれも凶悪な国家侵略もしくは破滅計画に暗躍する悪の帝王。
が、貫禄ゼロ。
第一作からして、雇い主が大統領の娘を使っての小国の乗っ取りに失敗するや否や、娘をそのまま誘拐。主人公からひたすら逃げ回った挙句に、成り行きで娘の腕を撃ってしまうというチンピラぶりを発揮。
爆死したと思われたが、『プロジェクトタイタン』で復活、チタン鉱脈を独占し、ロボットの量産や魔改造戦車の製造などメカオタクぶりを発揮し、失った左腕に機関銃を取り付け、愛銃への拘りを殴り捨て右腕にはマシンガン、加えて大量の部下を率いて戦いを挑むが敗北。不細工なロボット共々爆死、犯罪組織「ワイルド・ドッグ」も壊滅した。
しかし実は生きており、組織の規模は縮小したものか、もしくは新組織を有して活動している。
この二度の敗北以来、敗北と爆発に、コンプレックスないしはトラウマを抱いたのか、『タイムクライシス2』から負けると謎のリモコンで自爆する。(意味不明)
そして腕の改造を繰り返すようになり、『タイムクライシス3』では弟子のワイルドファングと共に唐突に出現し主人公に襲い掛かる。火炎放射器、アンカーなどを内臓した武器ポッドを取り付け続編が出るたびに特撮における蘇生怪人のような立ち位置に。
『タイムクライシス4』ではすっかり頭身も小さくなり老いているが、最新兵器であるトラクタービームを左腕に取り付け戦いを挑むが最終的に自爆、同時にワイルドファングが戦闘機に轢かれる。いずれも生死不明。

その体に悪い違いない妙なポリシーと時代遅れのファッション&銃を貫く姿勢はプレイヤーとしては倒さなければならないのに応援せずにはいられないダサいのかカッコイイのか良くわからない悪党である。

とりあえず、お笑い要員と化しつつある彼の名誉を回復するために補足と考察を添えておく。

・『2』以降のワイルドドッグの組織。
『~タイタン』で彼の組織「ワイルド・ドッグ」は壊滅したとされるが、『4』では公式に「巨大犯罪組織を率いてる」とされ、以前の『3』でワイルドファングは自身を「ワイルドドッグの後継者」と名乗っており、組織の規模を縮小して継続させた、もしくは新組織を結成した可能性が十分に考えられる。サイボーグ腕は、恐らくプロジェクトタイタンの技術を応用したものであり、作品ごとのバージョンアップは組織の技術力を向上させたものである可能性が高い。ロボット兵を再び量産はおろか、生産しない点は、『~タイタン』のようにチタン鉱脈と生産ラインを確保できなかった事と、『4』のテラーバイトの登場など、ロボット兵が有効に運用できなくなってしまったものと思われる。
シリーズを通してのテロリスト戦闘員の役割や、その特徴に共通点が多く、ワイルドドッグは用兵術のアドバイザーとして、強い発言権を持っている可能性もある。

・補足「カンタリス」
「ワイルド・ドッグ」が、傭兵組織・犯罪組織の両面で武器の違法発注を行っていたとされる犯罪組織であり、首領は本名不明。カンタリスの名が通っている。女性の姿をしているが、性別はあくまで不明とされている為、性転換手術を行った、もしくは影武者の存在が考えられる。彼女(?)のファッションはチャイナドレスであった事から、ワイルドドッグと同じく中国系マフィアの出身とすれば、旧知の仲である可能性がある。もっとも、PS移植版の『1』と『~タイタン』のみの登場であり、『2』以降には登場していない。ワイルドドッグの度重なる失敗に自身の尻尾をつかまれる危険を感じ、全面的に取引を停止した物と思われる。この事がワイルドドッグのロボット兵の再生産を断念している原因なのかもしれない。

・補足「ワイルドファング」
ワイルドドッグの暗殺術(?)の弟子であり、組織の後継者とされる。同じくYシャツ・サスペンダー・ネクタイ装備。しかし、オールバックの髪は金髪でやや逆立てており、ワイルドドッグが時代遅れのギャングファッションなのに対して、現代の日本の暴走族のような派手な服装をしている。師匠を凌ぐ蹴り技を有しており、人間離れした跳躍を見せるが、『3』で敗北後、PS3版『4』では、右足をサイボーグ化して登場。ワイルドドッグとは異なり、トラクタービームを常備している
『4』ではロングジャンパーに漢字の「牙」の文字が入っている。中国では「牙」はもっぱら人間の歯としても常用される事から、「ワイルド・ファング=野生の牙」というニュアンスからは程遠い。この事からファングは、日本の文化に馴染が強い事が解る。元々が日本人なのか、「ワイルド・ドッグ」の日本支部・もしくは極東アジア支部のような所を取り仕切っているのか、いずれにしろ、日本で暮らしていたor暮らしている事は確実である。

・補足「VSSE」
本編の主人公たちが所属している組織。PS3『4』ではワイルドドッグへの執拗なまでの敵対心を見せている。ワイルドドッグを倒したい気持は解るが、自爆スイッチの無力化を研究した方が絶対に効率が良い。

女子高生コンクリート詰め殺人事件 ~壊れたセブンティーンたち~

松村克弥はフェイスが一番嫌いな監督である。
『オールナイトロング』シリーズに代表される、世間を逆恨みした無意味な描写の数々に閉口してしまう。
公私混同のうち、公が全くない作風の上にユーモア欠乏。頭の悪さを露呈しつづける作品にイライラ。
この馬鹿の自己顕著欲に片棒を担ぐ連中も嫌いだ。

本作におけるこの馬鹿の発想は中学生時代に事件の概要を知った当時のフェイスと全く一緒。
(2chにログがあるだろうから読めよ。ガキの頃の俺の愚かさを!ただし批判は中二病以外で受け付ける。)

「リアル志向で事件の概要を皆さんに伝えよう!」って発想。

で、そのリアル志向の結果が、被害者A子さんの顔写真を晒しものにし、激似の女優を起用。
被害者のプライバシーを侵害しておいて、「この子かわいそうだろ!!!?だから糞餓鬼は死刑!!!」

リアル志向の前に己の思考を停止してどうするんだ。

暴力シーンは『オールナイトロング』の比でなく、ようやっと見ごたえがあった。
でも流石に実際のリンチの再現を、手放しで楽しめるほどフェイスは鬼畜ではないので無意味であった。

しかし、犯人の親にメスを入れたのはかなりの功績であったと認める。主犯の両親が共産党関係者だった為にこの「四十一日監禁暴行致死事件」は、「コンクリート詰め事件」などという表記で茶を濁され、事件を未然に防げたはずなのに責任問題に上がらなかった。

いづれにしろ、松村の言うリアリズム、もとい独善にまみれた本作は、被害者両親の抗議で事実上発禁処分に近いものを受け、闇に葬られた。

ちなみに本作の発売元はアダルトビデオ会社だった。要するに誰も買い手が付かなかったのだ。低俗な内容だという事に、松村は気づけないほど愚かなのである。

松村の意図とは逆に、事件を元にした『少年の法』なるAVも後に発売。
さらに歴史は繰り返される。『コンクリート』では、本作同様に遺族への配慮に欠けた上に本作に劣る内容、A子役はAV女優であった。これに到っては2chで炎上を引き起こす。

「41日、男もろくに知らない少女が拷問に等しい淫虐を繰り返された挙句に惨殺される」
文章にすると、これほど世のサディストの股座をいきり立たせるインモラルな一文も無いだろう。サディストへの需要を考えなければならない点で、アダルトビデオ業界を責める事はできない。
しかし、人が死んどるのだよ実際に暴行を受けた上で、何をしてアダルトビデオが卑しいというと、この件のような商売を平然と行う所に顕著と言える。

今のところ女子校生41日監禁惨殺事件に関しての映像化は

・共産党と加害者の人権擁護派、被害者家族および擁護派による妨害。
・事件を風化させたくないとのたまう思考停止に陥った三流クリエイター
・少年法改正をやたら訴える馬鹿
・インモラルな内容に金儲けに走るAV業界

によってまともなものは永久に現れないだろう。

こりゃ冥福祈れんよ。むしろ化けて出ろ。

筆者はドキュメンタリーとして、加害者を擁した暴力団や、出所後、結成したギャング団、引きこもりに陥った加害者にアポ無しインタビューしたほうがよっぽど良いと思うぞ?

2009年8月11日火曜日

東京残酷警察

@傑作


『片腕マシンガール』に同じく、日本の御得意の美少女アクションで往年のスプラッターを踏襲した低予算映画なっているが、こちらはアレンジが実に上手くできており、グイグイ引きこまれる。


民営化した警察と、劇中に挿入される過激でシュールなCMなどは『ロボコップ』
下品さ全開でフリークな化け物どもは『覚悟のススメ』
売春小屋での人体改造趣味は氏賀Y太
菅田俊演じる警察署長が『バイオレンスジャック』のスラムキングだったりと、監督の趣味が良く出ている。

そのどれもが、一見でわかる低予算コピー品なのだが、全体的に整合性が良く、実に上手くパクっている。しっかりと映画の歯車として機能しているのだ、血が出すぎて全然残酷に見えない残酷描写も本作にはうまいことマッチしている。

一部に、昔見たことあるような残酷シーンも存在するが、本作ではそこもアレンジが施されている。たとえば『2000人の狂人』によろしく、四肢をぶっこ抜きにする私刑シーンがあるのだが、オリジナルよりも時間をかけて、残酷味を出している。

戦闘シーンも見所だらけだ、ひたすら人体で遊びまくる。腕をチェーンソーに魔改造したり、目玉をマシンガンのように乱射したり、銃をバケモノに腕ごと食われた男が、バケモノに口に引っかかっていた腕の神経を引っ張って逆襲したり、切断された両足に麻薬をぶち込んで、己の流血でジオングの如く浮遊するのである。

結果的に出来上がった本作は「監督はヤクでもきめていたのか?」と言えるほどのクレイジーな出来栄えだ。

2009年8月5日水曜日

スウィーパーズ

@ドルフ主演作的には駄作

 人 間 核 弾 頭 ( 不 発 弾 ) V S 新 型 地 雷 の巻

本作、意外な拾い物である。
爆発シーンが中々面白い、B級映画故の宿命だが、著名な建物が爆発する訳ではないのだが、ソレが逆に良い。
ヘリコプター内で暴発する地雷や、地雷原に放り込まれた男が、銃撃で吹っ飛ばされるシーンに加え、
ラストの機関車大爆発など飽きはこない。ストーリーも比較的スピーディーだ。

ラングレンは本作で、アル中の元地雷解体軍人を演じているが、中々様になってる。

だが、本作が凡作に陥ってるのは、アクションシーンの切れの無さだ。
どうにも、爆破シーンで予算を使い果たしてしまってるのか、殆ど一発撮りで取れるように、
迫力が全くない、イージーな代物に陥ってる。
それなりにギミックを凝らしたシーンも存在するのだが、カットと繋ぎがデタラメのそれで、
出来の悪さばかりが際立ってる。

肝心の新型地雷が、電源のNO、OFFで解除可能なのは論外である。

2009年8月1日土曜日

地獄のヒーロー/地獄のコマンド

『地獄のヒーロー』

@凡作

物語は早速、ヘルメットも被らずにベトナムで戦うチャック・ノリスの勇姿から始まる。
その時のベトナムの捕虜をにかつての仲間の助力を得つつもほぼ一人で救出に向かうノリスというのが粗筋である。

序盤で、ベトナムと米国の会談の場で、ノリスは戦争犯罪人にでっちあげられる。
無論、無実であり、でっち上げの張本人のベトナムの士官が彼の賞金を口にすると、
「俺の賞金はそんなもんじゃない。お前を殺すからだ。」と、ふてぶてしいノリス節。
しかも、その深夜大使館に潜入して本当に殺すのだから凄まじい。

中盤以降、ベトナムに潜伏して下準備をするが、殺し屋が、潜伏先の宿にロケットランチャーをぶちかましたり、斧で襲い掛かったりとやりたい放題でノリスを殺しに掛かるのだが、
爆発にほぼ無傷で生還したり、斧の柄を素手で叩き割ったりと、ノリスのほうがやりたい放題である。

「地獄のコマンド」

@傑作

テロリストが通り魔的に暴れたり、のんびり隠居するノリスが延々と映し出された序盤もようやく終わる頃、テロリストのリーダーが直々にノリスの家をロケットランチャーで破壊する。
そしてテロリストの軍団が米国に侵入、潜伏し、市民を虐殺し始めた。
とにかく容赦がない、「北斗の拳」の雑魚の見境無い暴虐を思い出していただきたい。
本作にいたっては連中以上に見境無く、しかも計画的に虐殺する。移民の町を警官の姿で虐殺することで、警察の不信感を見事に演出。米国内は(予算の都合上断片的だが)大パニックに陥る。
テロリストのボスも直々に360度パノラマ、ロケットランチャーでクリスマスを祝う住宅街を文字通り殲滅する。

テロリストの目標は劇中一切明かされない。

家を壊されたノリスは黙っていた訳ではない、リーダーを探して、テロリストのメンバーを拷問したり武器を揃え、UZIマシンガン二丁構えて、テロリスト軍団と市街戦を繰り広げる。これがまた凄まじい、デパートのおもちゃ売り場や、商店街、夜の路地裏に、高速道路。なんでもござれだ。

ノリスは、ほぼ無傷のまま、米軍のテロリスト軍団殲滅作戦に紛れて、逃げ遅れたテロリストのリーダーを文字通り一方的に蹴り倒し、最終的にはロケットランチャーで射殺する。

ロケットランチャーに始まり、ノリス無双で盛り上がり、ロケットランチャーで終わる。
そんな映画が面白くない訳ないだろ!