ラベル 実写版 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 実写版 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年9月5日土曜日

ドラマ「こち亀」は何故失敗したのか?

少なくとも、インターネット利用者の多くは「キャスティング」を上げて他に一切眼を向けていない。それは実に愚かしい事なのだ。オタクの需要エンタメを動かしてるとか思ってるんじゃないよ思い上がりも甚だしい。モテない男どもの僻みだ。童貞を誇る勇気も反骨精神も持ち合わせない人間の僻みだ。

下手だよ。メインの3人衆。絶望的とは言わずともマシとも言えず、でもそんなのは、今始まったばかりじゃないし、本作に限ったことじゃないし、わざわざ俺のブログに書きこまない。

それよりも、本作において最大に失敗してるのは、その作風が過去に放送された「アニメ版」の模倣にある事である。影響ならともかくとして、このドラマ版では、アニメの演出を安上がりでできる限りは徹底的に模倣している。
そして、出演者全員にアニメの物まねやらせている。
作ってる馬鹿は「実写とアニメの融合に成功した。」などと高尚なお客様相手に上等な料理を振舞った気分だと思うが、当の教養の無いお客はゲロだされたようなもんだ。
多分、口うるさいと思ってるお前の所のスポンサー様のゲロのほうがよっぽどマシだ。
お前より、視聴者より美味い酒飲んで高カロリーで栄養ある物を食ってるのは確かなんだからな。


なにもかもが浮いている。ここまで酷いものは珍しい。
そうだ、俺たち視聴者も悪いのだろう。TV大好きな20代は、ほんど全員「アニメ版」を視聴してたからな。
しかも出来が良かったもんだから誰も忘れちゃいない。小学生や中学生のアンケート信じるな。
女の子が皆ドラマ見てると本気で思ってるのか?クラスの半分以上は『こち亀』見てたぞ。

で、おめでたいテレビ局はトドメにラサール石井を出しちまったのよ。
誰もラサールを出さない事を絶対的に責めている訳ではない、もうアニメで十分すぎるほどやってるし、 流石に老け込んでる。
だが、このドラマの作風だと、ラサールを出すのが完璧だった上に、ラサールが演じてる姿を見て慎吾ちゃんの10兆倍様になってる姿を視聴者は完璧なまでに想像してしまった。

出ている素材が、どれも視聴者の中のアニメとのオバーラップができていない。そして何もかもが噛み合っていない。

テレビに映ってるのはジャニーズでもスイーツでも無いよ。(ッキリ)
時代錯誤の電気紙芝居屋どもが人を見下してる姿だけだ。(ッキリ)

2008年9月18日木曜日

ダークナイト



@ヒーローアクション+犯罪クライムアクションの大傑作、ただし猫背ジョーカーとトゥーフェイスはこの際いらなかった。





バットマン、デント、ゴードンらの巨大組織犯罪との戦いが序盤に描かれ、やがて三者様々の正義が狂人ジョーカーの卑劣な罠によって打ちのめされていく・・・それでも男達はくじけない。ゴッサムの人々の希望を絶やす訳には行かないのだから・・・





冒頭のジョーカーの狂気の銀行強盗に、駐車場でのギャングとの戦い。香港の摩天楼での逮捕劇、


ジョーカーによって狂気に陥れるゴッサムシティの混沌。緊張のアクションシーンの連続は前作を遥かに上回っており、二転三転と映画3本分を2時間半に濃縮したような大掛かりなどんでん返しの連続はそんじょそこらのヒーローアクション物の粋を飛びぬけたハードでヘビィな凄まじく燃える“劇画・蝙蝠男”と若本則夫風に呼ぶべき漢の映画に仕上がってます。ここまで男たちの聖戦を徹底して描いている以上キャットウーマンやポイズンアイビー、ハーレイクインなど萌え要素がこのノーラン版での登場が絶望的状態です。

しかしラストがいただけない。いかにも「バットマン可哀相~。」という演出が臭すぎる。あそこはバットマンの強さを強調してもよかったはずだ。


ジョーカーであるが、笑いガスとかオモチャ型爆弾とかは本作の作風には会わないので使わないで良しとして、原作からかなり弄られており、徹底的に顔の線が多く、色の区分がハッキリして無いメイクとなっている。徹底して漫画だったジャック・ニコルソンとの差別化を図った物と思われる。色素が抜けた白い肌に、神経がやられて笑いっぱなしの顔が“口が裂けてる上にメイクしてる”という設定に変更されたが全然笑っていいる感じに仕上がっていない。無秩序混沌を徹底して求むジョーカーの犯罪はかつてのアニメ版や実写版よりも圧倒的に残虐な物だ、だが、本家ジョーカーは無秩序混沌を“徹底して求む”というよりも本人にとっては破壊殺戮混沌が“純粋にエンターテイメント”でしか無いという絶対共感不可能故のカリスマ性が失せてしまっている。おふざけよりも能書きを垂れる場面の方が多かったのは、ジョーカーを共感性のある、あるいは説得力のある悪役にしようとしたのであろう。ぶっちゃけジョーカーファンから言えば大失敗である。猫背で長々しい狂人演説で真面目に人間のエゴを説くよりも、無秩序混沌の楽しさを不真面目にひゃはははホッホッホとえびぞってバットマンと視聴者を徹底的に馬鹿にして歌う不愉快極まりないKYな奴、これだと随分自分の中のジョーカー像に近づく。しかし、監督の意図していたダークで真面目になった猫背ジョーカー自体は故・ヒース・レジャーの好演もあってことジョーカーという絶対的高次元の存在悪という枠から外せば映画史に名を残す凶悪な悪党である。また本作で顔面損傷記録がまた塗り替えられたトゥーフェイスであるが原作版と異なり、ジョーカーに翻弄され狂気に落ちいった可哀相な人あつかいでコイントス妨害も無く、あっさり死んでしまいました。本家ではギャングらしく真面目に銀行強盗やらかしたり、バットマンと沈みそうな船の甲板でタイマンをやらかしたり、巨大なコインにくくり付けて串刺しにして処刑しようとしたりと、豪快かつ無骨、バットマンを逆恨みして執拗にねらう強敵の一人だったのだが・・・バートン版よりも明るい60年代ごろのカラフルな雰囲気を持ち込んだ正統派ヒーローアクション『フォーエバー』の唯一のにして致命的な欠点であるトゥーフェイスとリドラーがジョーカーとハーレイクインとして翻訳されてしまった事に落胆したファンとしてはやくざなトゥーフェイスも見たかった。。