2008年9月18日木曜日

新世紀エヴァンゲリオン

@世紀末の大駄作

「多々多くの芸能人が本作のファンを公言しては賞賛する機会が増えてきておるわけだがこれはGAINAXの陰謀だ!

『新世紀エヴァンゲリオ』を知れば嫌エヴァになるのは当然!

アニメ産業によって日本経済を支えるオタクはネットに触れる機会が多いからあるから真実を知ってエヴァを嫌いになるんですよ。」
などという糞レスによって2chで真に忌み嫌われるべき作品である。


私が嫌いな作品というのは全て“惜しい”と行き場の無い苛立ちを感じさせる作品ある。
エヴァはそれ“そのもの”に該当する。
物語導入から中盤にかけての異常なテンションで進むストーリーと煽るような構成、複線の張り方。見事な戦闘シーンにそんなアグレッシブな内容と対照的に内気で物静かな主人公碇シンジ。キャラクターの魅力を引き出す脚本。名作アニメは我にありと言わんばかりの抜群の面白さを誇っている。

しかし物語中盤以降、ストーリーが全く展開せず登場人物の内面に異常なまでにスポットを当てて閉塞した展開に。主要登場人物の“不自然なまでに悲惨の過去”が描かれるが今後のストーリーに殆ど関係の無い描写で、覗きの趣味が無い多くの視聴者にとって意味は無い
思春期の悩みなど中学生日記にやらせておけば良いだろう。
物語と主人公の対比が無くなって、物語が主人公に合わせて閉塞してしまうという前代未聞のこの珍事。


半年しかない放送枠で何をやってるんだと問いたい。結局、人類補完計画と登場人物の絡みは殆ど皆無に等しく、本筋の流れぶち切って突然の人類全滅という前半の濃度からは考えられない薄っぺらでやる気の無い展開だった。

エヴァンゲリオンをタイトルに上げる本作が描くべきは、ロボットとの戦闘と主人公の成長でサービスサービスすべきであり、主人公の初めての内面的な成長で終わらせるべきではないはずだ。


監督がなに考えてるか分からん、公私混同はするなとは言わないが、“実家のオカンのように生理痛で機嫌を悪くする中学生のヒロイン”は公を捨てて描くほどのもではないぞ?

まあ、此処までネット右翼のヘイトスピーチのように聞き苦しい大批判であるのだが、
安宿で1時間もパイプ椅子に座ってパイプ椅子に座ってる未熟な中学生の愚痴を聞かされれば
腹もたつってもんだ。

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