2008年11月15日土曜日

ナイフ「ポケットファクトリー」

だからタイトルに鬼畜とか書いてるブログがナイフに関する記事を書くな。っと、言われましてもガイアが俺にもっとナイフ扱えと囁いてきたので久しぶりの更新。




で、なぜに賞味期限切れのナックルズネタなのかというとドンキホーテで980¥で売られていたミニアーミーナイフ「ポケットファクトリー」を購入した訳です。
サイズは2cm×6cmの厚さ6mm。




出来る男の男前ツール!!

メタリックな概観にこの宣伝文句。なにやら挑戦状を叩き付けられた気分なのでその性能はいかに。



はい、まずはナイフですね。そりゃあ100均のよりは切れます。しかし鋼材は似たり寄ったりだろう
ので磨いでもあんま変わらないと思われます。



ハサミ。こりゃ酷い。軸が緩々で、バーで刃と刃を密着させるように押さえて切らないと使い物に成らない上に、押さえるたびに軸が緩くなって行く。



ただこの爪やすりは非常にGOOD。垢は取れるしヤスリ自体も使いやすい。



で、この詐欺ツール。ドライバー。これの裏面がとんでもない事になってる。



なにコノつるぺた

なんとT字状で応急修理以外に使わないでくださいと。
しかも、このT字型の上部「━」と下部「|」の厚さがバラバラでどのドライバー穴でも満足な使用は
無理でした。



気を取り直してノコギリ。このサイズのナイフにノコギリを搭載した英断は素直に認めます。
しかし実態は波刃ナイフとして性能に寄っており、割り箸ぐらいなら問題ありませんが、
少しでも太い生の枝だと刃こぼれを起こすだろうし、かといって波刃ナイフのようにキノコの収穫や
イカを〆るといったアウトドアには全く適していません。いささか中途半端な性能なので過信はできません。



で、この中途半端なノミ。こいつがまたどうしようもない。



なんかちょこっとはみ出して握ろうものならぶつかって、なんとなしに痛くて作業に集中できない。



ドライバーモドキとナコギリを広げるとこんなにも出張ってます。アホか。

と、言うわけで男前には程遠い未完成のプロトタイプのような代物。
とりあえず、発売元に意見書でもだそうと思います。ドライバーとノミをなんとかしたら1000¥に
しては使い甲斐が出てきそうな代物なのでこのままじゃ勿体無い。

あと、付属のケースが本体と同じ厚さ6mmというのもねぇ・・・使いにくい。

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