2008年11月14日金曜日

「ゲゾラ・ガニメ・ カメーバ 決戦!南海の大怪獣」

聞いたこともない三大怪獣があたかも三つ巴の戦いをするような触れ込みだが、なんと劇中で怪獣は2体しか戦わない。最初のイカの怪獣ゲゾラは、島民と主人公一向の仕掛けた罠ですでに焼きイカにされてる。しかもカニの怪獣ガニメもマイトで爆破されている。最後に第三のカメの怪獣カメーバ(さっきからそのまんまなネーミング・・・)と戦うのは唐突に現れたガニメ仲間である。『決戦』とは島民VS怪獣の意味だったのである。南海の島は明らかに日本の砂浜だし、椰子の木は絵だ。音楽はキングコング対ゴジラの流用。なぜこうも低予算なのか?
で話の方は怪獣の現れ方が常いつも唐突で、巨体を原住民に一切合財察知されずに人間をすばやく見つけるというチート感ただよう理不尽さ。
怪獣映画としてはテイストはズレてるし、怪獣の迫力が微妙だがアメリカのB級モンスター映画のハードルはクリアしている凡作といったところ。

怪獣の個性もすさまじい。

ゲゾラ・・・・・カミナリイカの怪獣で陸に上がってもへっちゃら
ガニメ・・・・・カニの怪獣で縦にしか歩けない。
カメーバ・・・カメの怪獣で足と頭が隠せない、が首が隠せる。

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