2009年7月19日日曜日

悪党図鑑「角町」


登場作品「いつかギラギラする日」

知力・・・・・・3(機転・2 計画・1)「文字通り馬鹿」
学力・・・・・・2(文系・1 理系・1)「ジャクスンジョーカーのメンバーより(失礼)馬鹿なのは明らか」
技能・・・・・・5(アナログ・4 デジタル・1)「車の運転は上手かった」
武力・・・・・・8(武器・5 格闘・3)「関西から出張ってきた殺し屋より強いことは明白」
生命力・・・・・4(肉体・2 精神・2)「運が良かった点が多く、特別強靭な描写なし。」
政治力・・・・・2(指導・1 交渉・1)「マイ如き手玉に取れないのは論外。(馬鹿だからむしろマイがリードそてて正解)そもそも情緒面に難あり。」
権力・・・・・・0(地位・0 影響力・0)「文字通りのロック的」
性質・・・・・・8(勇敢・5 冷酷・3)
カリスマ・・・・4(美貌・4 オーラ・0)
ポリシー・・・・10(信念・5 野望・5)「ロックしろよ!ロック!」
運・・・・・・・・・9(チャンス・5 ピンチ・4)

総合能力値55(C)

DQN。この言葉ほどアニオタ(アニメしか見ないオタク)の愚劣さを示す言葉は無い。

角町、こいつはどうしようもない馬鹿で、ごく潰しで、not「けいおん!」(2009年のアニメ)な廃退音楽信者(ロックジャンキー)。
しかし、この男を知るものは誰しも、同情と賞賛の念を禁じ得ないのである。

スカーフェイスのトニー・モンタナよりもしょぼい、否、素朴な目標であるライブハウスの建設。
彼はそれに全力を賭した。借金も背負った。強盗もした。最終的にヤクザと警察、北海道中を敵に回した。

彼の女は、別に誰でも良い寂しいだけのアバズレ(ビッチ)、そんなのにも情を移してしまうが彼女も死なせてしまう。

しかし、最終的に彼を葬ったのは、国家権力でも、一人じゃ何もできないヤクザ者でもなく、
強盗に全てを賭す初老間近のギャングだった。そして、そいつは角町にとって初めて、同じ馬鹿な、そして馬鹿な大人だった。

現代の不良になれない少年たちよ、「ロックしろよ!ロック!」

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