2009年8月13日木曜日

ワイルドドッグ


登場作品『タイムクライシス』シリーズ


知力・・・・・・4(機転・2 計画・2)「馬鹿ではないが発揮された場面はない」
学力・・・・・・6(文系・2 理系・4)「彼の組織自体は強力な科学力を有している模様」
技能・・・・・・6(アナログ・3 デジタル・3)「メカニカルな義手の使用能力を考慮」
武力・・・・・・8(武器・4 格闘・4)「第一作ではラスボスだったが、以降は前座に。」
生命力・・・・・10(肉体・5 精神・5)「ゴキブリが全滅する爆発でもワイルドドッグは生き残る」
政治力・・・・・8(指導・4 交渉・4)「後継者ワイルドファングを擁し、国際的なテロ事件に干渉」
権力・・・・・・7(地位・3 影響力・4)「かつては世界最大規模の犯罪シンジケートの頭領であった」
性質・・・・・・7(勇敢・4 冷酷・3)「卑怯な戦い方をするが、老いてもなお第一線で戦う」
カリスマ・・・・6(美貌・3 オーラ・3)「彼に関わった組織は潰れるというジンクスにも関わらず雇われる」
ポリシー・・・・10(信念・5 野望・5)「数値の高さは、しつこさの現れ。」
運・・・・・・・6(好機・1 窮地・5)「悪運の強さは天下一品」

総合能力値78(A)

VSSEブラックリストナンバー1(?)ワイルド・ドッグ=野良犬のコードネームを持つ本名・年齢・国籍不詳の伝説的殺し屋。傭兵結社を隠れ蓑とした国際的犯罪組織の超武闘派の頭領でもあり、傭兵の長として、各国の権力者とコネクションを築いていると考えられる。中国系マフィア出身と噂されておりアジア系と西洋系のハーフ的な顔立ちをしている。Yシャツにサスペンダー、オールバックに丸サングラスを愛用し、愛銃はモーゼル。
シリーズ全作に登場しており、いずれも凶悪な国家侵略もしくは破滅計画に暗躍する悪の帝王。
が、貫禄ゼロ。
第一作からして、雇い主が大統領の娘を使っての小国の乗っ取りに失敗するや否や、娘をそのまま誘拐。主人公からひたすら逃げ回った挙句に、成り行きで娘の腕を撃ってしまうというチンピラぶりを発揮。
爆死したと思われたが、『プロジェクトタイタン』で復活、チタン鉱脈を独占し、ロボットの量産や魔改造戦車の製造などメカオタクぶりを発揮し、失った左腕に機関銃を取り付け、愛銃への拘りを殴り捨て右腕にはマシンガン、加えて大量の部下を率いて戦いを挑むが敗北。不細工なロボット共々爆死、犯罪組織「ワイルド・ドッグ」も壊滅した。
しかし実は生きており、組織の規模は縮小したものか、もしくは新組織を有して活動している。
この二度の敗北以来、敗北と爆発に、コンプレックスないしはトラウマを抱いたのか、『タイムクライシス2』から負けると謎のリモコンで自爆する。(意味不明)
そして腕の改造を繰り返すようになり、『タイムクライシス3』では弟子のワイルドファングと共に唐突に出現し主人公に襲い掛かる。火炎放射器、アンカーなどを内臓した武器ポッドを取り付け続編が出るたびに特撮における蘇生怪人のような立ち位置に。
『タイムクライシス4』ではすっかり頭身も小さくなり老いているが、最新兵器であるトラクタービームを左腕に取り付け戦いを挑むが最終的に自爆、同時にワイルドファングが戦闘機に轢かれる。いずれも生死不明。

その体に悪い違いない妙なポリシーと時代遅れのファッション&銃を貫く姿勢はプレイヤーとしては倒さなければならないのに応援せずにはいられないダサいのかカッコイイのか良くわからない悪党である。

とりあえず、お笑い要員と化しつつある彼の名誉を回復するために補足と考察を添えておく。

・『2』以降のワイルドドッグの組織。
『~タイタン』で彼の組織「ワイルド・ドッグ」は壊滅したとされるが、『4』では公式に「巨大犯罪組織を率いてる」とされ、以前の『3』でワイルドファングは自身を「ワイルドドッグの後継者」と名乗っており、組織の規模を縮小して継続させた、もしくは新組織を結成した可能性が十分に考えられる。サイボーグ腕は、恐らくプロジェクトタイタンの技術を応用したものであり、作品ごとのバージョンアップは組織の技術力を向上させたものである可能性が高い。ロボット兵を再び量産はおろか、生産しない点は、『~タイタン』のようにチタン鉱脈と生産ラインを確保できなかった事と、『4』のテラーバイトの登場など、ロボット兵が有効に運用できなくなってしまったものと思われる。
シリーズを通してのテロリスト戦闘員の役割や、その特徴に共通点が多く、ワイルドドッグは用兵術のアドバイザーとして、強い発言権を持っている可能性もある。

・補足「カンタリス」
「ワイルド・ドッグ」が、傭兵組織・犯罪組織の両面で武器の違法発注を行っていたとされる犯罪組織であり、首領は本名不明。カンタリスの名が通っている。女性の姿をしているが、性別はあくまで不明とされている為、性転換手術を行った、もしくは影武者の存在が考えられる。彼女(?)のファッションはチャイナドレスであった事から、ワイルドドッグと同じく中国系マフィアの出身とすれば、旧知の仲である可能性がある。もっとも、PS移植版の『1』と『~タイタン』のみの登場であり、『2』以降には登場していない。ワイルドドッグの度重なる失敗に自身の尻尾をつかまれる危険を感じ、全面的に取引を停止した物と思われる。この事がワイルドドッグのロボット兵の再生産を断念している原因なのかもしれない。

・補足「ワイルドファング」
ワイルドドッグの暗殺術(?)の弟子であり、組織の後継者とされる。同じくYシャツ・サスペンダー・ネクタイ装備。しかし、オールバックの髪は金髪でやや逆立てており、ワイルドドッグが時代遅れのギャングファッションなのに対して、現代の日本の暴走族のような派手な服装をしている。師匠を凌ぐ蹴り技を有しており、人間離れした跳躍を見せるが、『3』で敗北後、PS3版『4』では、右足をサイボーグ化して登場。ワイルドドッグとは異なり、トラクタービームを常備している
『4』ではロングジャンパーに漢字の「牙」の文字が入っている。中国では「牙」はもっぱら人間の歯としても常用される事から、「ワイルド・ファング=野生の牙」というニュアンスからは程遠い。この事からファングは、日本の文化に馴染が強い事が解る。元々が日本人なのか、「ワイルド・ドッグ」の日本支部・もしくは極東アジア支部のような所を取り仕切っているのか、いずれにしろ、日本で暮らしていたor暮らしている事は確実である。

・補足「VSSE」
本編の主人公たちが所属している組織。PS3『4』ではワイルドドッグへの執拗なまでの敵対心を見せている。ワイルドドッグを倒したい気持は解るが、自爆スイッチの無力化を研究した方が絶対に効率が良い。

1 件のコメント:

腐肉喰らい さんのコメント...

いつか近未来になると
宇宙でVSSEと戦って
都市一個破壊、
死んだかと思わせて
メタルワイルドドッグになって
黒人の兵隊さんと心中して
お星様になって地球大爆発なんだろうなぁ